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浄化槽のはなし

私たちの身近な問題として、川、湖や内湾などの閉鎖性水域における水質汚濁が大きな社会問題となっています。その主な原因となっているのが生活排水ですが、その対策として、浄化槽が大変期待されています。

その理由は、「浄化槽のここがすぐれている」でも述べました数々の長所のほか、これからの地域のあり方が指摘されています

今後、生活排水処理施設の整備が必要な地域、たとえば人口が5万人以下の地方都市や中山間地域ほど、人口減少・高齢化が進展すると推測されていますし、市町村の財政基盤が弱いといわれています。つまり、このような地域で、これまでのように下水道事業を進めるとした場合、使用料で賄いきれない地方債(地方自治体の借金)の元利償還額(返済額)が市町村の財政に大きな影響を及ぼし、住民が住み慣れたまちでいつまでも安心で安全に住み続けられるような行政サービスが維持できない可能性が指摘されています。

このような地域では、市町村は住民に対して正しい情報を提供し、それをもとに「受益と負担」について住民と真摯に話し合うことが大事ではないでしょうか。民間の資本や技術を活用した無駄の最も少ない方法、それを実現できる最も有力な候補として浄化槽が注目されているのです。

このようなことから、環境省は、浄化槽を設置する住民に補助を行っている市町村、あるいは市町村自らが設置・管理主体となって浄化槽を整備する市町村に対して、設置費用等の助成を行い、浄化槽の適正な普及を促進しています。また、最近は、適正な管理を行っている住民に対し、保守点検・清掃・法定検査に係る費用の一部を補助している市町村の数も増えています。